9月30日。
17年来の大親友だったまゆっぺ、こと
貴志真由子ちゃんが永遠の眠りにつきました。

信じられなくて、

受け入れられなくて、

なんとか仕事の合間をぬって飛行機をとり会いに行く途中も
受け入れたくない事実に
逃げ出したい気持ちでいっぱいになりました。

なんとか母に迎えにきてもらい家につくと、

いつものおうちのベッドにまるですやすや眠るように
まゆっぺはそこにいました。

「よう頑張ったね。。。。」

氷のように冷たくなったまゆっぺの頬や頭をさすりながら
こらえていた涙がとどめなく流れてしまいました。
冷たいけど、もちもちした肌はまゆっぺそのもので
どうして起きてこないんだろうって。。。本気で思ってしまったよ。。。

17年前同じ病室で出会い、いつも一緒にいました。
笑って泣いて、まゆっぺがいたから入院生活が楽しかった。
退院してもいつも休みになるとまゆっぺのおうちに泊まりに行ってたっけ。
買い物いったり、遊園地いったり。
貴志家の三女として私を迎えてくれたまゆっぺ。
「まきっぺまきっぺーおいでー」といつも呼んでくれました。

一言とて弱音を吐かず、病気と闘う強い彼女。
そしてたくさんの辛いこともうれしいことも体いっぱい受け入れる優しさ。

彼女がら学んだものははかりしれなく、
彼女に出会うために病気になったのであれば
私は自分の病気に感謝したいと思っています。

亡くなったことを聞いてから
なんとかスケジュールを組み直し、いろんな人に助けてもらい
飛行機で飛んでかえりました。

会えただけでもうれしかったのですが

病院から薄化粧をしてもらったまゆっぺに
少しチークを足してもいい？と真由っぺのお母さんに聞くと
「うん＾＾したげて。真由子、真紀ちゃんにメイクしてほしいって言ってたから」
と。早速自分のメイク道具を取り出し、
自然なチークをふんわり入れました。
アイシャドウはベージュのラメでナチュラルに。
眉も整えてあげました。
最後に口紅の上に私がいつも使っているグロスを指で塗ってあげました。

「綺麗になって。ありがとう。ほんと喜んでるわ。」

まゆっぺのおかあさんが笑顔で言ってくれました。

まゆっぺが大好きなHIDEにあっちで会えるように。
綺麗なレディーで逢えるように。
心をこめて、旅立ちのメイクをしました。

ありがとう、まゆっぺ。
私に旅立つメイクをさせてくれて。

もう痛くないから。もう辛くないから。
この世で頑張った分、ゆっくりするんだよ。
HIDEがきっと迎えにきてくれてるから
初めて東京ドームで出会った時みたいに手をつないで
自分の足で歩いていくんだよ。



ごめんね、笑って見送ってあげたいのに

泣いても

泣いても

止まらない涙。

思い出があまりにありすぎて、
楽しすぎて、やっぱりさよならはつらいや。

でもきっと真由っぺは見ててくれるから、私もがんばるよ。

私がそっちにいく時はもっともっとメイクの腕をあげておくから。
真由っぺのレベルまでがんばってこっちで人生の修行をするね。

まゆっぺの28年間の人生の中で
17年間もいっしょにいられたなんて、私は本当に幸せで
私は本当にまゆっぺの親友であることを誇りに思っています。




誰よりも強く、たくましく

誰よりもやさしく

すべてを受け入れるあったかい心を持った

まゆっぺ




ありがとう。

あなたに出会えて私は本当に幸せです。



またね、まゆっぺ。

また会おうね。

私がんばるから。

見ててね。



さよならは言わないね。

あっちでゆっくりしてHIDEとデートして楽しんでね♪



Love,makky☆xxx

☆真由っぺのドキュメンタリーの映像が少しだけ途中までUPされてました。
　なんだか懐かしくなりました。
　取材が忙しくなったまゆっぺに、私真由っぺのマネージャーしなくっちゃって言ってたっけ（笑）