「みんなに明日が来るのは奇跡なんだよ」

24歳の女性が最後に残した日記。

最初から最後まで泣きどおしで見た番組。
「余命一ヶ月の花嫁～乳ガンと闘った24歳の女性のドキュメンタリー」

あまりの彼女の強さに、
そしてまわりの友人、家族、愛する人たちの強さに、
心を打たれました。
女の子であれば誰もがあこがれるWeddingドレス姿。
彼女に残された命が余命1ヶ月と聞き、お友達が企画した模擬結婚式。
ものすごい痛みとものすごい苦しみと
どんどん襲ってくる死の恐怖の中で
彼女は必死で生きていました。
肺に転移して呼吸はどんどん苦しくなり、酸素がなければどれだけの苦しみがあるか
わからない中、彼女はすごく素敵な笑顔で、体いっぱいの幸せを感じていました。

病室で毎晩泊まる彼が彼女になにげなく聞いたことば。

「毎日なにしてるの？」

彼女は

「そうね・・・生きてる」

彼女の答えに、ああそうだと思いました。
毎日生きていることでさえ、彼女にとってはすごいこと
いえ、彼女だけでなく私たち人間はすごいこと、尊いこと。

彼女は全力で生きて、全力で愛して、全力で周りからの愛を受けて
誰よりも幸せを感じて天に召されたんだと思いました。

幸せってきっと他人が図れるものではない。
そして幸せって待ってて近づいてくるものではない。
幸せこそ自分の中での気付き。
めいいっぱい自分らしく生きること。
それが幸せなんだなと感じました。


24歳と7ヶ月。
あまりに短すぎる人生かもしれない。
でも彼女の生き方にたくさんの人が感動し、感謝したと思う。
当たり前の今の生活に、当たり前の今が
どれだけ奇跡かを彼女は教えてくれた。
本当にありがとうを彼女に伝えたいと思います。


　　「みんなに明日がくるのは奇跡だよ」

　
　　　　　　　　だからたくさんの幸せに感謝して生きよう。


私もたくさんの花嫁さんに出会ってきました。
彼女同様、結婚式は今までの人生を振り返り、
本当に幸せを感じられる素敵な空間です。

私も一人のプロとしておひとりおひとりの
最高に素敵なWeddingにするために
私にできることを120パーセント、いや200パーセントで
お手伝いをしたいと思いました。


ドラマ化とか書籍化にならないかな。
ほんと素敵なメッセージをくれる素敵な女性のお話です。
TBS特番
お写真はTBSさんよりお借りしました♪